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まぁ

Author:まぁ
2人の男の子を育てている専業主婦です。
いい加減なので、気まぐれに日記を更新しています。
「MY HOMEPAGE」というサイトを管理運営しています。

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懐かしい約束
 みなさん、前回の記事に対しての、お見舞い&励ましのコメント、本当にありがとうございました。

 こんなに、たくさんの方が、しかも速攻でコメントくださるなんて…。

 ちょっと、あたし感激いたしました。



 ブログやっててよかった~!!


 今、ほんとにそう思ってます。



 だいぶ元気になってきました。

 また、更新頑張っていきま~す!!



 さてさて、今回は懐かしい人に出会ったという話題。

 少々長くなる予感。



 お暇なら、読んでね~!


 日曜の朝って、必ずどっかのチャンネルで子供向け番組をやっている。

 「休みの日くらい、ゆっくりしたい!!」

という親の代わりに、テレビが子守を引き受けますよっていうねらいなのだろうと勝手に思って、あたしも子守をしばしばお願いしている。


 その子供向け番組の流れで、「題名のない音楽会」を見る。


 といっても、いろいろ家事をしながらなので、じっくり座って見るわけではなく、音楽&トークを聴きながら、時々チラ見する感じ。



 今日は、ラフマニノフのピアノ協奏曲が流れていた。


 そして、演奏が終わり、ピアニストと指揮者が握手をするところを、いつものごとくチラ見したら……




 「あっ、下野くん!!」




 彼は、あたしの高校の時の1つ下の後輩。


 

 あたしが高校2年の時、彼が吹奏楽部に入ってきて、初めて出会った。


 1年生の時から学生指揮を任されたが、その音楽性も指揮も並みの高校生とは思えなかった。


 さらに言うなら、彼の放つ下ネタも、高校生にしてはかなりのキレを持っていた。



 学年は違ったが、あたしたちは比較的仲が良かった方だと思う。



 
 いろんな冗談を言い合って、笑いあった。




 彼が入ってきて、万年銀賞の弱小吹奏楽部が、初めて県大会で金賞を受賞した。



 彼に着いていけば、きっと大丈夫。
 来年は、金賞どころか、九州大会にも行けるかも…。


 そんな思いがあった。



 そして、高校最後のコンクール。



 結果は、銀賞…。



 もしかしたら、九州大会にも…という甘い期待があっただけに、あまりにもショックだった。



 「あたしが泣いたら、今まで指揮者として頑張ってくれた彼に申し訳がない」


 そう思って、一生懸命泣くのをこらえていたが、結局こらえきれず、あたしは泣いてしまった。



 閉会式が終わって、会場の外に出てみると、いつも陽気な彼が号泣していた。

 何度も何度も「ごめん」と謝り続けていた。



 結果が不本意だったのは決して彼のせいではない。
 むしろ、弱小吹奏楽部をここまで熱くしてくれた彼には感謝したかった。



 だから、その時彼のそばに行って、



 「泣かないで。ありがとう…」



と、あたしは言った。


 彼は


 「先輩、ごめんね。ごめんね」

と、やはり何度も繰り返した。





 そうして、あたしたちの熱い夏は終わった。





 あたしはその後、地元の大学に入り、また吹奏楽を始めた。


 1年後、彼も同じ大学に入ったが、彼はオーケストラに入った。

 そして、やはり学生指揮として、楽団をまとめていった。



 あたしは大学を卒業して、とある吹奏楽の団体に入って活動を始めた。

 そのころ彼は、もう一つの吹奏楽の団体をコンクールで全国大会に導いていた。



 彼は大学を卒業して、やはり指揮者への道を諦められなかったのか、東京の音大の指揮科に進んだ。


 あたしは、そのころ県内唯一のグランドオーケストラの演奏会に出る機会を与えられた。


 そのオーケストラは、彼が東京へ行く前まで所属していた楽団だった。




 それからしばらくして、そのオーケストラでのあたしのポジションが認められるようになったころ、帰郷していた彼が、練習風景を見にやってきた。



 久々の再会。



 練習終了後、彼を囲んでみんなで飲むことになった。




 その時、あたしは

 「行きたいけどな~。でも、誘われてもいないのに顔出すのはな~」

と、少々飲み会に行くのをためらっていたのだが、彼のほうから


 「先輩も行こうよ!」

と誘ってくれた。



 
 結局、あたしたちはみんなが帰った後も、二人で朝まで飲んだ。




 高校時代の話。音楽の話。

 いろんなことを話した。




 「去年は指揮者コンクールで、ぼく、いちおベスト14(記憶が定かではないが…)に残ったんだよ」


 「え~っ、すごいじゃない!!今年も出るんでしょ?頑張ってね!」


 「うん、頑張るよ!ありがとう」 



などと、話をして、彼を車で家の近所まで送った。



 「先輩、今度会ったらHしようね!」


 「うん、分かった!約束だよ」


 「じゃぁ、先輩、頑張ってよね。ぼく、おんなじ高校の先輩が、頑張ってくれててうれしかったんだよ」


 「ありがとう!下野君も頑張って!」


 「うん、ありがとう!」



 そう言って別れた。



 あたしたちは、何となくもう二度と会うことはないような、そんな気がしていたんだと思う。


 だから、出来た約束。




 約束を交わした日から、もう十数年。



 その間に、彼はとある国際的な指揮者コンクールで優勝し、世界的な指揮者として歩き始めた。


 あたしは結婚して、平凡な主婦となった。




 でも、あの約束のおかげで、あたしは今日タイムスリップした。




 高校3年のあの夏に…。


 そして、彼と約束を交わしたあの日に…。




 これからも、彼の活躍を見たり聞いたりする度に、あたしは高校生にも、20代にも戻れる。




 約束がかなわない限り……。
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つれづれなるままに | 23:09:33 | トラックバック(0) | コメント(18)
コメント
お元気になって、良かったッス。
高額な買い物、バイクとは・・・┏(_□_:)┓
そりゃ、ブルーになりますわ・・・

下野君て・・・
え(・・? あの方ですか?
『あの方』じゃ通じないですよね・・・ハハ。
フルネームで書かれてないので、
書いちゃマズいのかな?と思いまして・・・
2007-09-09 日 23:40:58 | URL | 隊長です♪ [編集]
隊長さん

たぶん「あの方」ですよ。
下野竜也さんです。
書いてもいいかなぁ…って思ったのですが、
約束の内容上、やっぱり書かないのが無難かと…。
って、書いてしまいましたね。
まっ、いいか~!!
2007-09-09 日 23:44:25 | URL | まぁ [編集]
素敵な話ですねi-179i-189
昔のクラスメイトとか
好きだった人とか
今頃どうしてるんだろう?って、ふと考えてしまいましたi-256

ほいでもってi-88

「先輩、今度会ったらHしようね!」

「うん、分かった!約束だよ」

↑この約束がいい。゚+.(・∀・)゚+.゚
 エロさを感じさせない明るさがあって好き(笑)
2007-09-10 月 00:09:23 | URL | *hug* [編集]
すごいお話ですねi-190
どこかで聞いた話ですが、指揮者ってなりたくても簡単になれるものではないそうですね・・・。ものすごく優秀な人でなければなれないと聞いた事がありますi-190
そんな人がまぁさんお後輩なんて素敵ですi-189
2007-09-10 月 13:30:29 | URL | 悠魅 [編集]
実は昨日、クラシック好きのおじさまから
「下野っていう指揮者がイイ!」って話をきいたばかりでした。
なので、かなりびっくりしてます。
まぁさんのお知り合いと言うことであれば、さっそく聴かなくちゃ~。

古い友人が頑張っている姿って、とても励みになりますよね。
私も、だれかの励みになれてるといいけど・・・。
2007-09-10 月 14:45:17 | URL | shiolly [編集]
ワタシもちょっと前に落ちてました~~

まぁさん・・いろんなことがいっぱい起きてましたが
そうなんですよね・・ワタシは事故が多いほうですが(ダメ)
その前後ってやっぱりいろんな事が多かった
まぁさん、無理しないで下さいね!

だいぶ元気になられたとのことで
よかったです(*^^*)
それにしてもステキなお話ですね。
読んでいたらミスチルの音楽が頭にかかって・・離れません。
切なくて・・青春で・・記憶の甘い痛みで
まぁさんかっこいいー!
2007-09-10 月 16:46:38 | URL | 三符 [編集]
すごいですね!!

読んでいて「すごい!!」とかしか思えません!!

まぁさんもその後輩もすごいです!!
2007-09-10 月 19:10:04 | URL | 蘭 [編集]
元気になりつつあって良かったわ♪
下野君(勝手に呼んでいます、ごめんなさい。)に会えたのもいいことのひとつ??( ´∀`)
音楽的センスがまったくない私ですが、夫は音楽がダイスキ。
高校の時は吹奏楽部で指揮者もやっていたって話しを聞いた事あります。
指揮者って大変なんですってね。
ぜんぜん知らない私としたら、演奏してる方が大変な気がするんですけどね。

それにしても、下野君は有名になったんですねぇ。知り合いが有名になるとなんだか嬉しいですよね。
2007-09-10 月 19:42:35 | URL | ジェイ [編集]
元気回復中ですか。よかったです^^

それにしても、まぁさん。
いいお話じゃないですか。ジーンとしちゃいましたよ。
いいね、いいね。

私も仲の良かった後輩に「俺、結婚できそうにないから、その時は結婚して」
って言われたのを思い出しましたよ。
そう言いながら私より先に結婚したんですが。
2007-09-11 火 12:09:18 | URL | ゆずぴ [編集]
私が音楽三昧でパソコンを開けないうちに
いろんなことが重なってたんですね。
励ましの言葉一つかけられずごめんなさい。
でも復活し始めているようでよかった。
とっても素敵な後輩との宝物のようなお話。
ずっとずっとまぁさんと彼の心の中で輝いてますね。
下野くん、注目してます。
それにしてもずっと続けてらしたのね、まぁさん。
私は中学でやめちゃったけど、今頃になってまたサックスを吹きたくなってきましたよ。

さ、ここからはぐんぐん、運気が上がる一方だよ、きっと。
2007-09-11 火 16:18:36 | URL | ともちゃん [編集]
*hug*さん

思い出の人ってたくさんいますが、
「あの人、どうしてるのかな~」
って思ってるくらいがいいような気がします。

会っちゃたら、お互いおじさん、おばさんになってるしね…。

彼との約束も、ずっとかなわないまま、あたしの心に宝物としてしまわれているのがいいのです…。
2007-09-11 火 22:04:30 | URL | まぁ [編集]
悠魅さん

そう、よく
「指揮者なんて棒振ってるだけなんだから、誰でもいいんじゃないの!」
って言われます。
でも、違うんだな~。

素晴らしい指揮者はオーラがある。
そして、指揮で音が「見える」んです。

素晴らしい指揮者と、時間を共有できたのは、あたしにとって宝物です。
2007-09-11 火 22:07:15 | URL | まぁ [編集]
shiollyさん

なんだか、怖いくらいshiollyさんとは共通点というか、バイオリズムというか、縁というか…
とにかく深いものを感じますね。

彼の活躍は、懐かしくもあり、嬉しくもあり、誇らしくもあり…。
あたしにとっては、大切な思い出です。

shiollyさんだって、だれかの励みになってますよ!
現に、あたしの励みになってるもの!
2007-09-11 火 22:11:01 | URL | まぁ [編集]
三符さん

時を同じくして、落ちてましたね…。

お互い無理せず、復活を待ちましょう。

ほんと、あたしにとってはステキな思い出です。
彼は、あたしのこと、覚えているか分からないけど…。

でも、いいんです。
こんなに温かい気持ちをもらえたんだから…。
2007-09-11 火 22:16:15 | URL | まぁ [編集]
ジェイさん

ご主人、吹奏楽をしてたんですか。
指揮者をしてたなんてスゴイですよ。
学生指揮は、音楽性もさることながら、人望第一ですからね!

高校の時から、
「並じゃねぇ…」
とは思っていましたが、ここまでとはね…。

そんな彼と、同じ時を共有できたことがあたしの大切な宝物です。
2007-09-11 火 22:21:52 | URL | まぁ [編集]
蘭さん

あたしは別にすごくないですよ。
ただ、好きで続けていただけ…。

でも、そのおかげで彼と再会でき、そして「約束」もできたのだから、続けてよかったかなって思います。
2007-09-11 火 22:23:59 | URL | まぁ [編集]
ゆずびさん

ありがとうございます。
自分としては、とっておきのネタだったのです。
もう少しとっておいてもよかったのですが、期せずして彼を見てしまったので書いてしまいました。

>私より先に結婚したんですが

後輩くんも言った時は、決していい加減な気持ちじゃなかったと思うのですが…。

人生、そんなもんですよね…。ハハ…。
2007-09-11 火 22:27:59 | URL | まぁ [編集]
ともちゃん

いえいえ、お気遣いなく。
ボチボチ復活してますから…。

ともちゃんも吹奏楽してたんですね!
また、吹きたくなってきたでしょう!!
あたしもですよ…。

でも、子供が~。
2007-09-11 火 22:30:23 | URL | まぁ [編集]
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