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まぁ

Author:まぁ
2人の男の子を育てている専業主婦です。
いい加減なので、気まぐれに日記を更新しています。
「MY HOMEPAGE」というサイトを管理運営しています。

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もう一回言えば…
 あたしは、中学・高校・大学、そして働き出してからも、ずっとクラリネットを吹いていた。

 先生にもついて、自分で言うのもなんだが、当時、かなり練習していたと思う。


 吹奏楽やオーケストラのステージにも何度も立った。


 そんな、関係で、吹奏楽の指導をしていたこともある。


 クラリネットの師匠からは、楽器のテクニックだけではなく、音楽について、指揮について、さらには、教育について…
 とにかく、いろんなこをを教わった。


 まさに、恩師であった。



 その恩師から、いつぞや

 「学校の先生ってすごいよね。
  僕が、吹奏楽の指導に行くでしょ。
  でも、いくら教えても子供たちはその時は出来ないんだよ。
  でも、コンクールの時は、ちゃーんと出来るように
  なってるんだよね。
  きっと、先生が何度も何度も、出来るまで
  教えたんだよ思うよ。
  先生ってあきらめたら、そこでおしまいなんだよ。
  もしかしたら、あと1回言ったら分かるかもしれない。
  それを信じて、何度でも同じことを言い続けなきゃいけない。
  君も、人を教える立場にあるなら、『あと1回言ったら…』
  っていうのを信じて、子供に向かわなきゃいけないよ」

と言われたことがある。



 今、生徒を教えていて、あたしの根底にあるのは、恩師からの

 「あと1回言ったら分かるかもしれない…」

という教えだ。



 あの、動物たちも、もしかしたら明日はあたしの言うことが分かるかもしれない。

 そう思って、接している。



 さて、今回の記事は、実はこれからが本編なのだ。


 いつにも増して、長文になる予感。


 お暇なら見てよね~。







 以前に、生徒に、野坂昭之の「凧になったお母さん」という作品を読んで聞かせたことがあった。


 戦争中の話。

 空襲があって、お母さんと、その赤ちゃんが防空壕に避難しました。
 火のまかれて、熱くて熱くてたまらない。
 お母さんは、熱さから赤ちゃんを守るため、必死におっぱいを飲ませます。
 でも、そのうちおっぱいも出なくなりました。
 次は、自分の汗を赤ちゃんの体に塗りつけます。
 でも、ついには汗も出なくなりました。
 それでも、赤ちゃんを守ろうとするお母さんの体からは、あろうことか、血が吹き出してきたのです。
 でも、その血も出尽くしてしまいます。

 街は焼け野原になってしまいました。
 そして、その空には、全ての水分を出し切って干からびてしまったお母さんが、凧となって飛んでいました。


 記憶が所々あいまいだが、確かこんな話だったと思う。


 さて、この作品に対する生徒の感想はというと…


 「意味が分からん」

 「人間が凧になるわけない」

 「汗なんか塗ったら汚い」

 「ほんとに体から血が吹き出すの?」

 「青空に凧が飛んでいるのは、きれいだったろう」

などなど…。



 一人二人の感想ではない。

 ほんとに多数の子達が、こんな感想を出したのだ。



 母親が必死になって子供を守ろうとする気持ちや、戦争がどれほど罪のない人々の命を奪う残酷なものかというのを感じてくれた子は、ほんの数人だった。



 戦後62年たって、確実に戦争の記憶は風化している。



 あたしの今住んでいる地区は、夏休みの出校日を、長崎の原爆の日にしていた。

 平和教育とからめてのことだった。


 ところが、ここ何年かは出校日を設けていない学校が増えているそうだ。

 当然、平和教育もない。



 今の子に、平和教育をしても、なかなか響かないと思ってのことだろうか…。



 でも、響かないからってしなくていいの?


 先生が、あきらめちゃっていいの?



 かく言うあたしも、戦争を知らない。


 だから、戦争の悲惨さ、残酷さを本当に心で理解することは出来ないのかもしれない。

 でも、それなら、せめて頭でだけでも理解しよう。

 そして、次の世代に伝えよう。



 それは、現代を生きるあたしたちの義務だから…。



 あたしは、恩師の言ったあの言葉を思い出す。


 「もう1回言ったら…」



 あたしの知っていることなんてほんのわずかな事だけど、

 あきらめずに、伝え続けよう。教育に携わる者として…。


 
 もう1回言ったら、分かってくれるかもしれないのだから…。
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テーマ:雑記 - ジャンル:日記

未分類 | 23:36:22 | トラックバック(0) | コメント(12)
コメント
まぁさん、素敵な話をありがとう。

私は教育に携わってはいないけれど、
わが子達に、そして私の拙いブログでも
読んでくれる人たちに向けて、
これからも、問いかけて伝えていこうと思います。

(追伸)
まぁさんへの想いも、
伝え続けたら届くのかなー?(爆)
2007-08-11 土 11:17:02 | URL | 釣志(ちょうじ) [編集]
昨日のドラえもんでは、「ぞうとおじさん」のお話を放送していたようですね。
この話は、私たちが子供のころにも放送されて、おいおい泣きながら見た記憶があります。
新しい声優陣になって、これをリメイクした製作者の判断に、拍手を送りたい気持ちがしました。

私は、人間を手放しで信じたいなあと思っています。
理想論だし、自分ができているわけじゃないけど、どこかでそう思い続けることが大切なんじゃないかなあと。

2007-08-11 土 12:25:15 | URL | shiolly [編集]
ワタシも戦争を知りません
実は、戦争の映画や話を観るのも苦手なんです

祖父母と一緒に暮していたので
空襲や、飛行機から狙撃された話を
耳にたこができるくらい聞かされました。 

何度も何度もきかされるうち
飛行機から爆弾が落ちてくるような
気がするようになりました( ̄▽ ̄;
岐阜には航空自衛隊基地があるので
いまでも演習のある日は
爆弾が降ってくるような恐怖を感じます。

子供のケンカでも、傷ついた事が無い子は
平気で人を傷つけてしまう
語る事、聞く事、学ぶ事って本当に大事だなぁって思います。

普段、つい避けてしまいがちな話なので
とても考えさせて頂きました。
ありがとうございます。
2007-08-11 土 19:12:52 | URL | 三符 [編集]
釣志さん

そうですね。
あたし達が伝えれば、それを子供が、そして孫が…。
きっとつながっていくと信じています。
映画「ペイ フォワード」のように…。

追伸
「あたしへの想い」ですか?
もう、おたわむれを…。
素敵な奥様一人で十分なくせに…。
2007-08-12 日 14:45:10 | URL | まぁ [編集]
すっかりご無沙汰です<(_*)>

私の祖母が今年の初めに亡くなり
身内で戦時中のことを知る人は
誰もいなくなりました。
いずれか時代とともに、戦後の子供たちとして
私らや私らの親の世代が戦争のすさまじさを
次世代へ語り継いでいくのでしょうが
いつの時代も歴史というのは強者によって塗り替えられる。
だけど昭和の歴史から外してならないこの戦争の語り部から
目を逸らしてはならないと思うのです。
恐ろしくも悲しいこの歴史は、
塗り替えられたり美化されてはならなと・・・。
今の世の中、命を粗末にする輩がやたら多い。
だったら身をもって知ってもらいたいですね。
失うことの怖さ、今ある命の有り難味を。
2007-08-13 月 06:38:31 | URL | ぼけ子 [編集]
とても興味深い内容でした。

「あと一回言えば」とてもわかります。
私の子供はまだ小さいので勉強は教えていませんが、しつけも同じだなっと思いました。

義親には「言ってもわからない」とよく言われます。でも、「何回か言ってればいつかわかる」という思いでをしています。

時々くじけこうになりますが、ブログを読ませてもらい、また頑張ろうと思いました。
ありがとうございます。
2007-08-13 月 07:30:37 | URL | 蘭 [編集]
shiollyさん

あたしもそれ、ちょっと見ました。
今の子供たちにも伝わったかな~?

人を信じる事って大切だと思いますよ。

でも、自分が間違いを犯さないという自信はありません。
なら、その時、自分をいさめてくれる存在が欲しいし、また、人が間違いを犯したときに、それを正すことのできる人間でいたいな、とも思います。

でも、難しいな~。
2007-08-14 火 23:20:32 | URL | まぁ [編集]
三符さん

実はあたしも、戦争ものの映画やドラマは苦手。
「火垂るの墓」なんて、途中で何度挫折したか…。

それは、そのドラマにどんなにつらい結末が待っているか、見る前から何となく分かっているからなんですよね。
ということは、あたしたちは、いろんな人の教えによって、
「戦争は辛く、悲しく、残酷なものだ」
ということを、少しは理解していることなのかもしれないって思います。

なら、今の子供たちにも、それを少しでも伝えていかなければいけないな…
と、また思いを新たにしています。
2007-08-14 火 23:28:01 | URL | まぁ [編集]
ぼけ子さん

語り継いでいかなければいけない…
そう思いつつ、どうしても主観が入ってしまうので、難しいところですね。

日本は敗戦国で、唯一の被爆国であるので、被害者意識がとても強いです。
でも、実は被害者であると同時に加害者であることからも目をそらしてはならないことなのです。
その辺も含めて、正確に伝えていくことは容易なことではありませんね。
2007-08-14 火 23:32:16 | URL | まぁ [編集]
蘭さん

あたしも、出来るだけ、言ってきかそうと思いつつ、育児にあたっていますが、なかなかうまくはいきません。
たまには手をあげることもあるし、怒鳴ることもあります。

でも、「もう一回言ったら…」という気持ちは、常に持ち続けようと思っています。

もしかしたら、その一回は、この次に訪れるかもしれないのですから…。
2007-08-14 火 23:34:55 | URL | まぁ [編集]
私には根気がないので「もう1回言えば・・・」を私も心がけて育児をしてみよう・・・と思いましたi-190
がんばってみますi-179
2007-08-15 水 13:41:02 | URL | 悠魅 [編集]
悠魅さん

偉そうなことを言ってますが、あたしも間違いだらけですよ。
イライラして当たったり、ビシッと手を上げることも…。
でも、心がけておけば、何も考えずに育児にあたるよりいもいいかなって思っています。
2007-08-18 土 22:47:17 | URL | まぁ [編集]
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